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11月~霜月(しもつき)の由来とは?~

2024.11.06

11月~霜月(しもつき)の由来とは?~

11月、月初の3連休初日は全国的に雨模様だったものの、北海道以外は天気も回復傾向にあったようです。あいにく小樽は連日雨ではあったものの、足元の悪いなかたくさんのお客さまにご来店いただきました。有り難う御座います。

オルゴール堂本館1F中央のメインディスプレイもクリスマスバージョンになり、大きなツリーはオーナメントに彩られ、サンタクロースやトナカイの木製からくりオルゴール、スノードームのオルゴールやランタン型のLEDライトで光るオルゴールなど、見ているだけでもワクワクするような人気商品で埋め尽くされております。

さて、ディスプレイはすっかりクリスマス気分ですが、暦の上ではまだ11月。この11月、和風月名では『霜月』と呼びますが、その由来を調べてみました。

まず、和風月名(わふうげつめい)とは、1月~12月を和風の呼び名であらわしたもので、旧暦の季節や行事にあわせたもののため、現在の季節感とは1~2ヵ月ほどのずれがあります。旧暦1月が現在の2月頃にあたるでしょうか。つまり『霜月(しもつき)』と呼ばれる11月は12月頃ということになります。一般的にはちょうど霜が降りる時期であることから、『霜降月(しもふりつき・しもおりつき)』が変化したと考えられているようです。

また、10月の『神無月』の由来は、神社の神様たちが10月になると出雲大社に集まるため『神様のいない月』という意味で『神無月(かんなづき)』と呼ばれますが、島根県出雲地方では全国から神様が集まってくることから『神在月(かみありづき)』と呼ぶようです。このことから、11月には神様が戻ってくるということで『神帰月(かみかえりづき・しんきづき)』や「神来月(かみきづき)」、「神楽月(かぐらづき)」などとも呼ばれるとのこと。ほかにも霜や雪に由来するたくさんの呼称があるとか。とても興味深いですね。

まだ紅葉を迎えていない地域の方には信じられないかもしれませんが、まさに霜が降りる時期である11月の北海道。お天気のニュースによると、今日の夜から朝にかけて平地でも雪が降る予報になっています。ご旅行の際は天気予報などの情報も確認しながら、温度が調節できる服装でお楽しみいただけたらと思います。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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