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クリスマスツリーの由来とは?オーナメントにも意味が!

2024.12.25

クリスマスツリーの由来とは?オーナメントにも意味が!

皆様こんにちは。

本日12月25日はクリスマス。
小樽は昨日の大雪で20〜30cmほど積もり、まさにホワイトクリスマスらしい景色となりました。

さてクリスマスといえば、さまざまな飾り付けをご家庭で楽しまれている方も多いのではないでしょうか。
中でも代表的ともいえる「クリスマスツリー」
華やかな装飾でクリスマスの定番ディスプレイですが、クリスマスにツリーを飾る風習は何を由来としているのでしょうか?

クリスマスにツリーを飾るようになった由来は諸説あるようですが、北ヨーロッパの古代ゲルマン民族の冬至のお祭り「ユール」において、樫の木を「永遠の象徴」としていたことが由来のひとつと言われています。

8世紀のドイツでユールを見たキリスト教の宣教師が、彼らを改宗させようと樫の木を切り倒したところ、すぐ側からモミの木が生えてきます。
モミの横から見たときの三角錐型が、頂点に神、両端に神の子イエスと精霊が繋がっている「三位一体」を体現していると捉えられ、宣教師は「奇跡の木だ」と感動。
そこから、モミの木をクリスマスツリーとして使う習慣が定着したという神話が残っているのだそうです。

また、クリスマスツリーは旧約聖書の「創世記」に登場する「知恵の樹」の象徴という説もあるのだとか。
蛇にそそのかされ「禁断の果実」を口にした結果、神によって楽園を追放されてしまったアダムとイブ。
その「禁断の果実」が実っていた「知恵の樹」がクリスマスツリーの由来とされ、ツリーの飾りとして定番の球形のオーナメントは、アダムとイブの食べた「禁断の果実」を象徴しているといわれています。

クリスマスツリーにはカラフルなオーナメントが飾られていますが、そのひとつひとつに意味があるのはご存じでしょうか?

◆クリスマスカラーについて

イエスキリストの生誕の日をお祝いする日(降誕祭)であるため、宗教的な意味を持つクリスマスカラー。
:十字架にかけられたキリストの血を意味し、神の愛を表すシンボルカラー。
:クリスマスの装飾に使われるもみの木やひいらぎは常緑樹=エバーグリーンと呼ばれることから「永遠の愛」「永遠の命」という意味を持つカラー
:雪やキリストの純粋な心、純潔な魂を表現するカラー
ゴールド:キリストの降誕を知らせたベツレヘムの星を意味し、キリストの高貴さを意味するカラー

◆オーナメントについて

トップスター(ツリーのてっぺんに飾る大きな金色の星):イエスの生誕を強い輝きで知らせたベツレヘムの星
ボール:アダムとイブが口にした「禁断の果実」
靴下:サンタクロースのモデルと呼ばれる聖ニコラオスが、貧しい家の子供へ窓から金貨を投げ入れたところ、暖炉の近くにあった靴下に入ったという逸話に由来
ベル:キリストの生誕を伝える鐘
ステッキ(キャンディーケーン):「人を導く神」と呼ばれた羊飼いが持っているステッキ
天使:キリストの生誕を世に伝えた天使がモチーフ

このほかにもオーナメントの種類はさまざまありますが、良く見慣れたクリスマスツリーの意味や由来を知ることでいつもと違った見方でクリスマスを楽しめるかもしれませんね。

今年のオルゴール堂本館のクリスマスディスプレイは本日で見納めとなりますが、明日以降は冬バージョンのディスプレイで皆様をお出迎えする予定です♪

年末年始を北海道で過ごされる予定のある方は、ぜひオルゴール堂へも足をお運びください。

◆小樽店舗 年末年始の営業時間
12月31日 9:00~17:00
1月1日 10:00~16:00
(1月2日以降は通常営業9:00~18:00)
小樽以外の各店舗についてはこちらよりご確認ください。

本年もオルゴール堂をご利用いただき誠にありがとうございました。
ご旅行や記念に訪れていただいた記憶が、皆様の思い出の1ページに、一行に、オルゴールの音色とともに刻まれていましたら従業員一同大変嬉しく思います。

2025年も皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。
どうぞ、良い年をお迎えください。