2025.01.15
初詣はいつまで?おみくじの順番は?
2025年1月も半月が過ぎようとしていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。お正月気分から一気に現実に引き戻されている方も、ぜひオルゴールの音色に耳を傾けて、癒されていただきたいと思います。
オルゴール堂本館は例年通り2024年大晦日の12月31日、そして2025年元日の1月1日と時短営業ではありましたが休まずに営業いたしました。おかげさまで年末年始もたくさんのお客さまがご来店くださり、店内がとてもにぎわっておりました。足を運んでくださったみなさまに、この場を借りて御礼申し上げます。
さて、お正月の恒例行事、初詣には行かれたでしょうか。初詣とは新年になり初めて神社・寺院を参拝する行事で、一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりしますが、起源は大晦日から元日の朝まで不眠不休で寺社にこもって行う年籠り(としごもり)と言われているようです。その後、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、この「元日詣」が今の初詣の原形となったなど、諸説あるようです。
いずれにしても「年籠り」形式を踏まず、社寺への「元日詣」を行うだけの初詣が習慣化したのは比較的歴史が浅く明治時代、また俳句で「初詣」が季語として歳時記に採用されたのは明治末期、実際に「初詣」を詠んだ俳句が登場するのは大正時代以降との事です。
参拝の時期については地域差もあるようで、一般的には松の内に行くと良いとされていますが、この門松やしめ飾りを飾っておく期間が関東地方では1月1日から7日まで、関西地方では1月1日から15日までとしている地域が多いようです。
ただ、立春までの間に参拝すれば良いとする考え方や年が明けて初めて参拝するのが「初詣」であるとする考えもあるようですので、そこは参拝する側の気持ちなのかもしれません。
そして、せっかく初詣に行ったら引きたい『おみくじ』ですが、中吉と吉はどっちが良いのか迷われたことはないでしょうか。一般的な順番は「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」「大凶」とされているようです。たとえ「凶」を引いたとしてもその時点での運勢を示すものであとは運気が上昇するだけ、目が出たがっているとの考え方などもあり、そこも気持ちひとつと言えそうです。また、おみくじの中身になにが書かれているのかも楽しみのひとつですよね。おみくじからメッセージを受け取ることで、今年1年の指針や自分自身の行動に照らし合わせて、ぜひみなさまステキな1年をお過ごしください。
今年は積雪量が少ないものの、小樽は本格的な冬を迎えております。ご旅行や観光の際には暖かな装いでお越しください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。