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もうすぐ春節。中華圏と日本のお正月の違いとは?

2025.01.22

もうすぐ春節。中華圏と日本のお正月の違いとは?

みなさま、こんにちは。

来週から春節、そして2月初旬には「さっぽろ雪まつり」と「小樽雪あかりの路」が始まり、冬のイベントが目白押しです。
この時期は小樽も多くのお客様で賑わい、年間を通してみても、来客数が一番多いように感じます。
特に28日以降は春節が始まることもあり、アジア圏からのお客様が今まで以上に増えます。

春節とは、中国や中華圏の旧暦のお正月のことを表します。
今年の春節は1月29日で、連休は1月28日から2月4日までの8日間です。
私がイメージする春節は、アジア圏の方が連休を利用して、海外特に日本へ旅行をすることが多い印象でしたが、家族が集まりゆっくり過ごされる方も多いようです。
日本のお正月と言えば、おせち料理やお雑煮を食べることが多いと思います。
中華圏では、どのようなものを食べるのか気になってので、調べてみました。

・魚 :魚は中国語で「余」と同じ読み方で、「年年有魚(余)」といわれ、
いい収穫があること、そしてゆとりのある暮らしを願う食べ物として親しまれています。

・餃子:餃子の形が中国昔の貨幣「元宝」に似ていることから、富をもたらすといわれています。

・春巻き:「春」という字が含まれている通り、春節の時期に食べると縁起が良いといわれています。
また、頭から尾まで食べること=「終始一貫」の意味からも縁起が良いメニューとして
親しまれています。

・長麺:「長寿麺」とも呼ばれ、長寿の願いを象徴しています。
麺が長いほど寿命が延びると言い伝えられていることから、かみ切らずに食べると良いそうです。

・年糕(正月もち):もち米で作られる日本のお餅のような食べ物ですが、形が日本と異なり長い棒状です。
出世や繁栄という意味があり、新年がさらによい年であるようにという願いが込められています。また、中国では、「年糕」と「年高」の発音が同じであることから、収入や身分が上がることを願う食べものといわれているそうです。

・元宵団子:旧正月の最終日に欠かせない食べ物のようで、丸い団子には、家庭円満の意味があるため、
新年の家族が円満であることを願う食べものとして親しまれています。

・金柑&みかん:オレンジ色で形が丸いことから富をもたらす、つまり金運アップや商売繁盛を願う
食べものといわれています。 また、中国語でみかんは「橙」や「桔」と書き、その発音が
「成」と「吉」と似ていることから、「幸運」や「成功」をもたらすといわれているそうです。

このように、日本同様、お正月に食べるものそれぞれに意味が込められており、非常に興味深かったです。

さて、話は冬のイベントに戻ります。
1月28日から2月4日までの春節が終わる日と入れ替えに、2月4日~11日まで「さっぽろ雪まつり」と2月8日~15日まで「小樽雪あかりの路」が始まります。
小樽へお越しの際は、是非オルゴール堂にお越しいただけますと嬉しいです。
期間中は店内も混雑が予想されますので、時間に余裕をもった行動をおすすめします。

また、人混みや寒さが苦手な方は、お家にいながらでもWEBSHOPからオルゴールをご購入いただけます。
是非ご活用くださいませ。

最近の北海道は、冷え込みが厳しく、朝晩は氷点下の日々が続いております。
北海道へ旅行を予定の方は、しっかりと防寒対策をし、冬のイベントをお楽しみいただければと思います。