オルゴール堂メディア

オルゴールに関する情報や
店舗所在地のエリア情報などをお届けします

小樽は冬へ逆戻り?!「三寒四温」とは?

2025.02.19

小樽は冬へ逆戻り?!「三寒四温」とは?

暦の上ではもう春…と言いながら寒い日が続く北海道ですが、本日も真冬さながらの猛吹雪に見舞われており、朝から高速道路が通行止めになったり、電車が遅れたりと冬の厳しさを実感しております。

さて、二十四節気では例年2月19日頃から3月5日頃を雨水(うすい)と言いますが、今年2025年は、1日前にずれて2月18日から3月4日の期間になります。というのも、二十四節気は季節の移り変わりを知るために、1年365日を約15日間ごとに24に分けたものですが、太陽の動きに合わせて決めるので一定ではなく、1日程度前後することがあるからです。

二十四節気では、雨水の前が立春で暦の上で春になるころ、そして雨水の次の15日間は啓蟄(けいちつ)と言って、春を迎えた生き物たちが活動を始めるころになります。

また、日本では比較的春先に使われることが多い「三寒四温」という言葉がありますが、本来は冬の言葉で、中国北東部や朝鮮半島北部の冬の気候をあらわしています。意味は、冬に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに4日ほど暖かい日が続くことを指しますが、これはシベリア大陸上に発達した高気圧が、ほぼ7日間の周期で強まったり弱まったりするという規則的に繰り返される天候が由来のようです。

まだ寒さの厳しい北海道小樽市ですが、2月4日に日本遺産候補地域「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽~「民の力」で創られ蘇った北の商都」が初の小樽市単独の日本遺産に認定されました。

日本遺産とは、世界遺産登録や文化財指定のように登録・指定される文化財(文化遺産)の価値付けを行うことによる保護を目的としたものではなく、地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで地域活性化を図ることを目的としている点に違いがあります。

日本遺産に認定されることになったストーリーの中にもある、明治30年代から大正期の商店建築。経済都市の心臓部であった色内通り、卸商が集まっていた堺町通りに残る商店建築として銀行建築とともに経済都市小樽の面影を残しているとされ、現在オルゴール堂として営業している店舗も取り上げられています。

・市指定歴史的建造物第8号旧岩永時計店

⇒小樽オルゴール堂 堺町店

・市指定歴史的建造物第17号旧共成(株)

⇒小樽オルゴール 本館

・市指定歴史的建造物第23号旧上勢友吉商店

⇒小樽オルゴール堂 手作り体験遊工房

https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900855

観光やご旅行で小樽を訪れる際は、ショッピングやグルメはもちろん、ぜひ歴史を感じる街並みや建物の魅力もお楽しみください。