2022.09.21
蒸気時計のノスタルジックな音色
皆様こんにちは。
9月23日は秋分の日。この日を境に、1日の夜の長さは長く、徐々に涼しくなっていきますので、本格的に秋の訪れを感じられそうです。
秋は、ノスタルジックな小樽の良さを味わいたい方にお勧めの季節。メルヘン交差点のシンボル「蒸気時計」が奏でる音色が親しみのある懐かしさを感じさせてくれます。人それぞれ、ノスタルジックと感じる感じ方は異なりますが、懐かしいと感じる理由のひとつには4つの音階から成るそのメロディが関わっていると言えそうです。
「蒸気時計」が奏でるメロディは ”チャイム” として日本の多くの学校が使用している、あの ♪キーンコーンカーンコーン… というメロディです。皆様小さい頃から耳にしており記憶にありますから、ふと非日常の旅先で聞くと、郷愁を誘うのかもしれません。
このメロディの正式名称は、イギリスロンドンのビッグベンから聞こえる鐘の音『ウェストミンスターの鐘』です。小樽の「蒸気時計」は毎正時にこのメロディを奏でます。さらに15分ごとにメロディの1/4、2/4、3/4と旋律が長くなるように設定されているのです。
ところで、同じく4つの音階から成る、あるメロディが正午12:00にだけ「蒸気時計」から流れるのはあまり知られていないようです。そのメロディは『チャルメラ』。
小樽へお越しの際、お昼時にタイミングが合えばぜひお聞きいただきたいと思います。