2024.01.10
オルゴールの○○弁とは?違いや特徴をご紹介します
皆様こんにちは♪
今週初め、低気圧の影響で道内では大雪警報が発表されるほどの降雪となり、小樽では1月7日の24時間降雪量が観測史上最も多い69cmを記録しました。
1月8日朝には積雪量90㎝と、一気に街が銀世界となりスタッフたちも雪かき、雪下ろしに追われていました。
大雪になると交通機関の乱れも発生しますので、ご旅行の際は最新の情報をチェックすることをおすすめします。
さて、そんな記録的な積雪を記録した1月8日は「成人の日」でした。
1948年に制定され「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨とした国民の祝日です。
日本では明治時代から約140年間、成年年齢を20歳と民法で定めていましたが、この民法が改正され2022年4月1日からは成年年齢が18歳になりました。
ところで「18」という数字、実は私たちオルゴールを扱っているととても馴染みのある数字なのです。
オルゴールのメカは、ぜんまいの力で「シリンダー」と呼ばれるピンがたくさんある筒状の部品で「振動版」と呼ばれる櫛のような部品(=櫛歯)を弾くことで音を奏でます。
この櫛歯の本数が、一般的なオルゴールは18本あり、18個の音で演奏するものを「18弁オルゴール」と呼びます。
前置きが長くなりましたが、本日は日本製オルゴールの弁数の種類や特徴といった、オルゴールの基礎知識をご紹介します。オルゴールの購入を検討されている方がいらっしゃいましたら是非参考にしてみてください。
◆18弁オルゴール
上記にも登場した、18音で構成されたオルゴールメカで一番スタンダードな規格です。
15秒ほどの演奏が繰り返され、一般的なオルゴールにはこの18弁メカが使用されています。
商品一例:ハート型ガラスベースオルゴール
◆23弁オルゴール
23音で構成され、18弁に比べ音の数が増えるので豊かな演奏になります。
またシリンダーの太さが太くなるので、25~30秒ほどの演奏が繰り返され、18弁より長い演奏を楽しむことができます。
◆30弁オルゴール
30音で構成され、演奏時間は23弁と同じ25~30秒ほどですが、23弁に比べ音色が柔らかく上品さや高級感があります。きれいな音色を楽しみたい方や、贈り物などにおすすめです。
商品一例:イージーオーダー 30NガラスBOXオルゴール
◆50弁オルゴール
上記3種類のメカに比べサイズが一気に大きくなります。
50音で構成され演奏時間は1回転45秒ほど、2回転や3回転で1曲を演奏するものもあり最大で1曲2分15秒ほどの演奏が可能です。また、曲によっては1台で2曲、3曲と複数の曲が楽しめるもののあります。
重厚感と豪華さのある演奏を楽しむことができます。
◆72弁オルゴール
演奏時間や仕組みは50弁と同じですが、更に音の数が増え5オクターブのハイグレードな演奏が特徴。
日本製のシリンダーオルゴールの中では一番櫛歯の数が多いメカです。
同じ曲でも、50弁と72弁で聞き比べると結構違いが感じられるかと思います。
商品一例:72N木製BOXオルゴール/ウォールナット
(番外編~このようなオルゴールもございます↓~)
◆100弁オルゴール
1つの動力で2つの50弁メカを同時に動かすことで、100音を奏でることができるオルゴール。
まるでピアノの連弾のような迫力をお楽しみいただけます。
商品一例:100Nオルフェウス コンチェルト
このように、オルゴールのメカの弁数には様々な種類があるのです。
用途やご予算に合わせて、オルゴールを選んでみてはいかがでしょうか♪
(曲によって編曲されている弁数が異なります。また、店頭でのお取り扱いがない曲もオーダーメイドでのご注文が可能な場合がございます。気になる曲・弁数がございましたら店頭スタッフまたはお問い合わせフォームよりお問い合わせください)