2024.03.06
春におすすめのクラシック曲オルゴール♪
3月になりました。お住まいの場所によっては冬の寒さが一気にやわらいで、春の足音が聞こえ始めてきたところもあるのではないでしょうか。
1年を二十四等分した二十四節気は、春夏秋冬の四季を6つずつに分けたもので、季節を表す言葉として用いられ、立春、秋分などよく使われる季節の表現のほか、それぞれの季節にふさわしい名がつけられています。
春の季語としても使われる「啓蟄(けいちつ)」は、今年2024年は3月5日のことを指し、期間としては3月5日から3月19日までの15日間の期間を指します。啓蟄とは「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」という意味で、春の訪れを感じた虫たちが活動を開始する頃、またその虫たちを捕食する小動物も冬眠から目覚め、動き始める時期にあたります。ただ、実際にはまだ寒い日も多く、冬眠していた生き物の多くが目覚めるのはもう少しあとになってからと言われているようです。
暦の上では春でも、小樽市はと言うと、先週1週間の中で1番気温の上がった日は最高気温が4度、一方で最も冷えた日は最低気温がマイナス7.8度の日もあり、あたたかい地域から観光に来られる方にとっては、まだまだ厳しい冬の寒さを感じる気温かもしれません。お越しの際は冬の覚悟をしつつ、天気予報もご覧になってあたたかくしてお越しください。
さて、春におすすめのクラシック曲と題しておりますが、オルゴール用に編曲された楽曲の中でも、3月生まれの作曲家に注目します。一部未詳ではあるものの、3月生まれとされているのはフレデリック・ショパン(3月1日)、アントニオ・L・ヴィヴァルディ(3月4日)、ジョゼフ・M・ラヴェル(3月7日)、ヨハン・S・バッハ(3月21日)などなど、一度はその作曲家の名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
たとえば、ショパンは「雨だれ」「ノクターン」「ポロネーズ」「別れの曲」、ヴィヴァルディは「春」「秋」「冬」、ラヴェルは「ボレロ」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」、バッハは「主よ、人の望みの喜びよ」「G線上のアリア」「メヌエット」など、定番曲として組み込まれているオルゴール曲のほか、ご注文を承っている楽曲、また30弁以上のタイプにのみ対応している楽曲など様々ございます。店頭でのご注文のほか、Webshopでもご注文を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
3月は年度末ということもあり、企業活動においては新年度を迎えるための対応や新入社員、新組織への準備などあわただしくなる時期、また卒業や進学、新生活に向けて動き始める方たちにとってはワクワクや期待感に包まれる時期でもあります。
卒業旅行などでご来店いただくお客様や、旅の記念にオルゴールをお選びいただく方には、ぜひ楽しい思い出とセットでお持ち帰りいただき、あとからその音色を聴きながら「今、この瞬間」のいろんなことを鮮やかに思い出してもらえたらいいなと願っています。